こんにちは、坂上です。
宅建に独学合格、宅建独学合格支援の一環としてブログを始めて約2年が経ちました。
一定の期間行っていると質問を頂く事も多く、それには個別にお答えしているのですが、宅建を受験する人であれば共通の疑問として感じていることだな~と思う質問もあります(中には私自身が宅建受験時に疑問に思っていたことと、全く同じような内容もありました、苦笑)。
そこで頂いた質問に私がどのように答えたか?をご紹介します。
宅建の勉強に悩んでいる方、もっと効率的な勉強はないかとお考えの方の参考になればと思います。
Q1.ぶっちゃけ宅建って、何時間あれば合格しますか?
これはよくされる質問であり、私も思っていました。
働きながら資格試験の勉強をするのは、正直かなりしんどい面がありますので、できることなら短時間で終わらせたい…というのは誰もが持つ本音だと思います。
この質問の前提ですが、一発合格するのが一番効率がいい!ということです。
中途半端に勉強して1~2点差で落ちるくらいなら、多少多めに勉強をして+2~3点で確実に合格するか、全く勉強しないで落ちる方がコスパという点では優れています。
それを踏まえて、最も短い勉強時間で、合格点ギリギリでもいいので合格する最短の勉強法は?と言われれば、以下が1つの目安になります。
①より②の方が勉強時間が長いのは、仕事をしていれば覚えた事を忘れてしまうからです。
①のパターンであれば、1日8時間勉強すれば実現できます。
②のパターンであれば、休日は1日10時間、平日は3~4時間勉強すれば実現できます。
これに基礎学力や不動産業界・法律の勉強経験などの要素で、多少の増減はありますが、 過去に私の周囲で合格した人がいます。
彼らの特徴はテキストを読んでインプット→問題を解く、ではなく問題(特に過去問フルセット)を解く→インプットとやり方が真逆です。
要するに実際に出たところの周辺知識を固めていく…という方法なのですが、短期間で合格するうえではこちらの方法の方が結果につながります。
ただし、このパターンの勉強の仕方では不合格になる人の方が多いので、一発で合格するならもう少し余裕を持って勉強することをおススメします。
Q2.過去問や予想問題のおススメの解き方はありますか
それぞれについての回答になりますが、まず過去問は当たり前ですが、問題自体は全て一緒です。
では何に違いあるかといえば、解説やオプション(●●ダウンロードなど)です。
これは自分の相性による部分もあるのですが、考えすぎるより、すぐに買って解いた方が成績は伸びます。
予想問題はテキスト寄りか問題集寄りかなど、正直全く内容が違いますので、以下の記事を参考にお選びください。
また直前期に、過去問や予想問題だけやればいい!となったら基本的に毎日1セット解きましょう。
そしてその時のおススメの解き方は時間を意識する事です。
宅建の場合、ほぼ同じような問題が50問出るので、点数もですが、それをどのくらいの時間で解けていたか?を測ってください。
最初は2時間フルに使う…ですが、実力が上がるあるいは試験慣れすると、解く時間が徐々に短くなります。
言ってみれば、これも実力が上がっていることの1つの指標になり、仮に1時間40分で全部解ける…となれば、本番は余裕を持って解けます(それでも不測の事態は起きると思ってください)。
Q3.毎日勉強が続きません、継続するためのいい方法はありますか?
基本的には毎日勉強することが望ましいし、自分が継続できる勉強の仕方、場所を見つけることが理想です。
私の場合は、週2日の休みにファミレスにこもる、平日は忘れないように一問一答を繰り返しす、が自分なりの勉強の仕方でした。
習慣化するまでは大変ですが、習慣化すれば結構楽になります。
しかしこれはあくまで理想であって、気分が乗らない時は勉強をしないというのも1つの方法です。
おすすめは完全に勉強から離れないことで、私の場合は宅建の漫画をパラパラと読む、YouTubeなどで宅建や勉強系の動画を見ることでした。
この時に意識していたのは、勉強するつもりではなくボーッと見ることです。
気分が乗らないから勉強から離れているので、基本的にはこれでいいのですが、たまに気分が乗ってくる場合があります。
その時は無理に休む必要はないので、気分に合わせて勉強しましょう。
Q4.勉強をする時に音楽を聴くってどうなんでしょうか?
これはシンプルで音楽を聴くと気分が乗るなら聴く、聴かない方が集中できるなら聴かないです。
多くの受験生を見てきましたが、どっちのタイプもいましたので、自分のタイプに合わせることをおすすめします。
ちなみに私は聴かない派でした(受験勉強では音楽が癒やしでしたので、大人になると色々変わるなぁと思いました)。
ただし、本番が近づき過去問や予想問題をフルセットで解く時には、音楽を聴きながらの学習はおすすめしません。
これも理由はシンプルで、本番では音楽を聴きながら受験が出来ないからです。
本番直前期は何をやるか?もですが、どうやるか?も意識する方が本番での点数によりつながります。
Q5.勉強は質ですか?量ですか?
宅建については圧倒的に量の占める割合が大きいです。
つまりほぼ勉強量で決まります。
その理由は、宅建は試験自体が過去に出た問題と似たような問題が出るため、テキストや問題集も過去問を意識して作られているからです。
扱っている内容の量(説明や例の多い、少ない)に違いはあれど、扱う箇所や内容自体に大きな違いはありません。
たまに「これ本番より難しいだろ!?」という予想問題(これにも意味はある)がありますが、そういうものを除けば、宅建の出題内容・難易度と著しい差はありません。
それを考えると相性や使いやすさなど、気に入ったテキスト・参考書・予想問題・過去問をドンドン解いた方が合格に近づきます。
今後も頂いた質問にはお答えいたしますが、こういった形で宅建の合格を目指す方に有意義な情報をご提供できればと思います。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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