こんにちは、坂上です。
働きながら宅建に一発で合格、その経験を通じて毎年宅建の受験者を支援しています。
さて、2022年度(令和4年)の宅建が終わりました。
私も受験したことがあるから分かりますが、2時間の試験でもどっと疲れたと思いますし、試験当日までかなり勉強されたと思います。ゆっくりと休んでください。
毎年問題の講評と参考までに予想合格点(合格ライン)を出していますが、2022年度も行います。
2022年度 宅建合格点:36点
*発表後更新予定
2022年度(10月実施)の合格点は36点(5問免除者は31点)でした。
今年も受験生からも報告を受けましたが、合格された皆様、本当におめでとうございます。
合格発表自体は11月22日(水)の9時半からですので、不動産適正取引推進機構のホームページからご確認ください。
2022年度 予想合格点(合格ライン):36点前後
問題の難易度や受験生の点数の取り方を見ると36点前後になる見立てでいます。
資格の大原35±1、日建学院36±1、LEC36±1、ユーキャン36±1と予想しており、見解はかなり近いと言えます。
難易度はどうかといえば、全体的に難しい問題は難しい(権利関係)が、解ける問題(主に宅建業法で個数問題も5問と少なかった)の数を考えると昨年(34点)より合格点が1~2点上がるのでは?と予想しています。
宅建の選択肢の法則として極端な偏りがない(50÷4=12.5)になり、その中でも後半(3、4)が多くなる傾向がありましたが今年は前半(選択肢1・2)と後半(選択肢3・4)が同数になりました。
得点別アドバイス
合格ライン上の方
じたばたしても始まりませんので、合格発表当日を待ちましょう。
ポイントとしては合格発表の翌日(特に午前中)は予定(特に大きな仕事)をなるべく入れないことです。
例年午前0時にツイッターで発表されますが、9:30~合格者の受験番号が不動産適正取引推進機構にて発表されます。
たいていの方はどちらも見るので、寝不足&ソワソワ状態です。
できることなら予定を入れないでおきましょう。
合格ライン-3点以下の30点台の方
「結構取れた!」と思って、翌年も同じくらいの勉強をする方をみかけます。
合格ラインにいる方はもう一歩熱量高く勉強しています。
特に今回が初めての受験で「悔しい!」という気持ちが沸いた方は、その悔しさを忘れずに勉強すれば受かります。
①そもそも知識が足りない
②制限時間の中で合格点を取る力が足りない(実践力)
③その両方
かな、と思いますので来年は市販の予想問題集を2冊買って、6~8回分くらいの問題を解くことをお勧めします。
宅建は直前の勉強が一番効果的(特に30歳を過ぎると覚えるのが遅く、忘れるのが早い)なので、来年の9月の連休、10月の連休の予定をブロックしておくことをお勧めします(休みは予定を空けたいならその分平日を頑張るなど時間を確保する)。
20点台の方
緊張して力を出せなかったなど理由は様々ですが、4択なので12~13点は確率論で取れる+基礎知識の範囲です。
特に働きながらの宅建の勉強は大変なのですが、宅建を取ると世界が広がります。
周囲に活躍している宅建士の方がいれば、それが一番刺激になりますね。
私は宅建は独学で合格できると思っていますが、行動を変えなければ結果は変わりませんので、独学での学習に限界を感じた方には、通信講座もあります。
早く始めれば安くなる(特に宅建が終わった後は、特典でかなり安くなる)&合格返金保証もあるので、実質無料になる等、メリットも大きいので、気になる方はこちらをご参考に。
各社の予想合格点(合格ライン)はあくまで目安
これらの予想合格点は実際にどれくらい的中しているのか?(的中率はどうなのか?)と言われると大手各社でも真ん中がドンピシャというのはそれほど多くはありません。
結局は合格発表日を待つしかないので、実際の合格点+3点を取って当日を安心して待つ、ということをこれから宅建を受験する方にはお勧めします。
資格の大原 | 日建学院 | LEC | ユーキャン | 実際の合格点 | |
2021年(12月) | 36・37点 | 33±1点 | 34±1点 | 35±1点 | 34点 |
2021年(10月) | 36点 | 35±1点 | 35±1点 | 35±1点 | 34点 |
2020年(12月) | 36点 | 38±1点 | 37±1点 | 37±1点 | 36点 |
2020年(10月) | 39±1点 | 38±1点 | 37±1点 | 37±1点 | 38点 |
2019年 | 36・37点 | 36±1点 | 36±1点 | 36±1点 | 35点 |
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