2020年度は試験日が2回ある!?
毎年宅建の試験は10月の第3日曜日に行われます。
そして例年は7月1日から申し込みが始まりますが、2020年度はコロナ禍での試験になるため、受験環境が大きく変わりました。
一般財団法人・不動産適正取引推進機構のHPにはこのような記載があります。
宅地建物取引士資格試験は、例年、大学・高等学校・会議場等の施設を試験会場としてお借りして実施しておりますが、今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で、例年どおり試験会場を借り上げることが困難となっており、試験地(都道府県)によっては、試験会場が不足することが予想されます。
このため、受験の申込みに当たっては、以下についてご承知おきいただきますようお願いします。
1.試験会場における受験可能人員を上回った場合には、10月18日(日)ではなく、後日、指定した試験会場で受験していただく場合があります。
2.その場合の追加の試験日は、12月27日(日)を予定しています。該当する受験者の方には、8月末までに(予定)改めて通知いたします。
宅建は年1回の試験なのですが、今年に限っては状況によっては2回試験日が設定されます(受験者個人で見れば1回しか受験できない)。
そしてどの試験日になるかは、試験区分(一般受験者又は登録講習修了者)ごとの先着順になります。
どちらの試験日で受験するか?で戦略が分かれる
先着順ということであれば、個人の状況によって戦略の取り方が分かれます。
早めに申し込めば10月に受験できる可能性が高いので、私であればこちらを選択します。
宅建の申し込み時における注意点はとにかく早く申し込むこと!です。
この理由は、早く申し込めば自分の希望する会場で受験する可能性が高いからです。
私の知人(東京都中央区在住)で試験会場まで約2時間かけて行った受験者がいましたが、申し込みが遅いとそういう状況に陥ります。
まだ台風が来る可能性がある時期ですので、交通網を考えながら遠方で受験する…試験の時は、試験以外のことを考えるのは極力避ける意味でも早めに申し込みをしましょう。
今年はさらに受験日まで絡んできます、10月に受験する場合は、早めに申し込みをしましょう。
勉強し始めたばかりで、10月には間に合わないかもしれない…という人であれば、ギリギリに申し込みをすれば、12月に受験する可能性が高くなります。
ただ、年末の多忙な時期にまとまった勉強時間が取れるのか…という問題との戦いになります。
このあたりは個々人の置かれている状況次第ですが、確実にその試験日になる保証はありません。
該当する受験者の方には、8月末までに(予定)通知される予定ですので、試験日が決まり次第、頭を切り替えて、全力で勉強するというスタンスは崩さずに行きましょう!