【2022年最新・宅建の統計】コスパ最強!30分の勉強で1点取れる

宅建に独学合格

こんにちは坂上です。

宅建に独学で一発合格、そのノウハウを活かして累計数百名の宅建受験者の支援をしたことがあります。

毎年宅建の問48は統計に関する問題が出題されています。

統計=最新の傾向ですので、過去問が全く役に立ちません。そこで敬遠されがちなのですが、30分勉強すれば確実に1点取れます。

統計で出題される論点は限られていますので、そこを抑えるだけで簡単に点が取れます。

統計のポイント  ①増加しているか、減少しているか  ②ここ数年の推移



この2点を抑えておけば、後はよく出る数値を覚えるだけです。

そして覚える数値も基本的には3つ(地価変動率、建築着工統計・住宅着工統計、法人企業統計+αです。



地価変動率(地価公示の前年からの変動率)


地価公示は毎年のように出題され、2021年度でも以下のように出題されています。

令和3年地価公示(令和3年3月公表)によれば、令和2年1月以降の1年間の地価の変動を見ると、全国平均の用途別では、住宅地及び商業地は下落に転じたが、工業地は5年連続の上昇となっている。


ちなみに今年出題の対象となる数値(令和3年地価公示)は以下をご参考にしてください。


■全国平均 

・全用途平均・住宅地・商業地は、2年ぶりに上昇に転じた。工業地は6年連続の上昇で上昇率が拡大した。

 

■三大都市圏平均

・全用途平均・住宅地・商業地は、2年ぶりに上昇に転じた。工業地は8年連続の上昇で上昇率が拡大した。

 

■地方圏平均

・全用途平均・住宅地・商業地は、2年ぶりに上昇に転じた。工業地は5年連続の上昇で上昇率が拡大した。

全て上昇で、工業地は○年連続での上昇です。


建築着工統計・住宅着工統計


建築着工統計・住宅着工統計も毎年のように出題され、2021年度でも以下のように出題されています。


ちなみに今年出題の対象となる数値(建築着工統計)は以下をご参考にしてください。

・令和3年の新設住宅着工の総戸数は約約85.65万戸で、前年比で5.0%増、5年ぶりの増加となった。

こちらも一言で言えば、増加です。



法人企業統計


法人企業統計も毎年のように出題され、2021年度でも以下のように出題されています。

年次別法人企業統計調査(令和元年度。令和2年10月公表)によれば、令和元年度における不動産業の営業利益は約5兆円を超え、前年度を上回った。




ちなみに今年出題の対象となる数値は以下をご参考にしてください。


■令和2年度の不動産業の売上高

・約44兆3,000 億円:前年度比2.3%減で、2年連続の減少

 

■令和2年度の不動産業の経常利益

・約5兆3,000億円:前年度比16.1%増で、3年ぶりに増加

その他に覚えて欲しい数値


絶対ではありませんが、地価変動率、建築着工統計・住宅着工統計、法人企業統計の3つの正誤が分かれば、正解を出せるはずです(宅建は4択なので)。

しかし、それ以外に出そうな数値も覚えておきましょう。


■土地取引件数

約133万件(横ばい)

■宅地建物取引業者数

約12.7万業者(7年連続の増加)


統計は最後の最後に数値を覚えて、直前予想問題(模試)で1冊分(3~4問)解けば、まず確実に仕上がります。


コロナの影響を受けて基本的は減少傾向なので、増加しているのは何か?という視点で覚えると効率的です。


以前、1点差で落ちてしまった受験生の特徴を取り上げましたが、5問免除の範囲で落として不合格…では惜しすぎます。


権利関係のように数時間かけて1点取れるか…の問題もありますが、統計のように暗記をすれば、ほぼ確実に解ける問題は確実に解けるようになりましょう。


今回もお読み頂きありがとうございました。

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