宅建1か月前対策!試験でケアレスミスを防ぐ超・具体的な方法

宅建に独学合格

こんにちは、坂上です。

長年受験指導に関わってきており、その経験を活かして宅建の合格支援も行っています。

試験にはケアレスミスがつきものです。

試験によってミスにも色々な種類があるのですが、宅建は全てマーク式ですので、その形式に由来するミスが多くなります。

ケアレスミスで失点をするのは非常にもったいないのですが、逆に言えばケアレスミスを防ぐことができれば宅建合格にグッと近づきます。

よくあるケアレスミスと対策について説明しますが、一番大切なのは自分がどのようなケアレスミスをしているか?を知る事です。

直前予想模試など50問フルセットで問題を解くと、自分のミスの傾向がつかめますので、直前期には必ず1冊は解きましょう。





その傾向を模試の問題用紙に書くなど、自分が解き終わった後にいったん整理する時間を設けます。

それが自分のよく起こすミスですので、それを意識するだけでケアレスミスはかなり防げるようになります。


この手順でテストを解いたらケアレスミスが激減した

①本番で唯一使える問題用紙をフル活用


当たり前ですが、本番に持ち込めるものは限られています。

そして問題を解く時に向かい合っているのは問題用紙ですので、これに何かをしていく!というのがポイントです。

まずは私が問題用紙にどのような書き込みをしていたか?を再現しましたので、こちらをご覧ください。



この問題は私が受験した平成28年の問15です。

以下、これをどのような考え方で実行したか?について説明していきます。


②選ぶのは正しいもの?誤っているもの?



そんなこと?と思うかもしれませんが、意外とこれで間違えます。

私も正しいものを答えるという頭で問題を解いていたら、選択肢が選べない、おかしい、あっ、これは間違っているものを答える問題だ!と気が付きました。

これを防ぐために、どちらを答える問題かが一目で見て分かるように、正しい、誤っているの部分に必ず丸をつけるようにしました。


③一問一答で○×を判断する



ありがちなミスは、問題に聞かれている事に対して○×をつけてしまう事です。

例えば誤っているものはどれか?と聞かれた問題では、

選択肢1・誤りがあるので○

選択肢2・正しいので×

選択肢3・正しいので×

選択肢4・正しいので×

とします。

そして正しいものはどれか?聞かれた問題では

選択肢1・誤りがあるので×

選択肢2・正しいので○

選択肢3・誤りがあるので×

選択肢4・誤りがあるので×


と真逆の○×のつけ方になり、非常にややこしいのです。

これを防ぐために、宅建では一問一答形式で答える事をお勧めします。

つまり正しいものか、誤っているものかという事に関係なく、書かれている事が合っていれば○を、誤りがあれば×をつけるのです。

そのうえで、正しいものを答える問題であれば○がついた選択肢を、誤っているものを答える問題であれば×がついた選択肢を選びます。


④分からないものには?をつける



解いていると○か×かが分からない選択肢が出てきます。

今回の例であれば、監視区域については全く覚えずに試験に臨んだケースを想定しています。

そのような場合は『?』と選択肢につけます。

ノーマークだとそのまま見過ごす可能性がありますので、何か書いておく方が安全です。

これで解けない場合もありますが、他に有力な選択肢があれば(明らかに○・×)、そちらの選択肢を選びます。


⑤最終的な答えの番号を書く



これが一番恐ろしいのですが、3と答えるはずが2とマークしている事があります。

私もこのケアレスミスがありましたが、問題番号の横に選択肢の数字を大きく書いておくことで、このミスが減りました。

なぜこれを実施したかと言えば、私は最後に一気にマークシートを塗るというやり方でやっていたからです。

一問解き終わる度にマークをするというのは、1問目から連続して問題を解かなければケアレスミスにつながります(問23を解いたのに問24のマークを塗っているなど)。

また手が問題用紙とマークシートを行ったり来たりしますので、時間が余計にかかります。

そこで一気に塗るという方法をとったのですが、数字が問題の横に書いてあればそれを見て一気に塗れます。

まとめ


人によってケアレスミスのパターンは様々です。

しかし、ケアレスミスはいくつかのパターンに分けることができ、パターンに分けることができれば対策を打つことができます。

そして「あ~、今回もケアレスミスをしてしまった」とか「ケアレスミスさえなければ何点だったのにな~」と言うだけでは何の意味もありません。

まずは自分のミスのパターンを分析してみて、今回の対応方法で改善出来そうなものがあれば、参考にして頂ければと思います。



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